介護の現実を知ってる議員がいないんだろうな…。

さて早速真面目なこげっちさんが、真面目なことを書いてみましょう。
またウンコの話も出ちゃうかもしれませんけど、内容はいたって真面目に・・・。

今日ネットを見ていたらこんなニュースを目にしました。
「介護休業」の要件を緩和するというものです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160708-00000105-jij-bus_all


うちも介護保険制度ができる前にずっと祖母を介護していたのですが、実際に介護をしていた側からすると、介護認定3って相当動けない状態だと思うんですよ。ちなみに今の認定基準はこんな感じのようです。

http://kaigo.k-solution.info/2008/03/_1_7.html


この介護度の段階を見て思うんですけど、あまりにザックりしすぎてませんかね?

わかります?
要介護2に出てくる「日常生活動作」ってのは「食事、排泄、更衣、整容(身だしなみ)、入浴、起居(体を垂直方向に動かすこと。立つことと座ること)、移動(体を水平方向に動かすこと。歩行)」ってことになってます。それら動作の一部について何らかの介助が必要な状態が介護度2ですよ。

にもかかわらず介護休暇が認められてるのは介護度3。
もし介護度2ぐらいの程度で介護が必要な親がいて、部分的に日常生活動作が一人でできなくて、介助が必要なことが排泄だったら、親には「私が帰ってくるまでおしっこもウンコも我慢しててね」って言わなきゃいけないことになりますよね?
この例は極端かもしれませんが、ぶっちゃけそういうことでしょ?

こげっちもこの介護制度について詳しいわけじゃないけど、なんかこの認定基準の表に違和感を感じるんですね。そして介護休暇の93日ってのにもね。

最近は育児のことについては声高らかに叫びまくる議員さんが増えて、なんとなく世の中はそっちが重要な課題のようなニュースも多いし、中には育児と介護は同じような大変さだとか言っちゃう馬鹿チンもいるけど、介護ってさ育児と違って終わりがないのよ。一時的なケガとかは話は別だけど、高齢者介護ってある程度したら手が離れるとかそういうことがないばかりか、益々状況が悪化することの方が多いんだよね。

育児に関しては会社によっては育児休暇が3年ぐらい取れたりするみたいだけど、介護って3年休暇が取れたからといって出口が見えるものじゃない。にもかかわらず、この最長93日っていう介護休暇制度って、何基準なの?って思う。
「介護度2で休んでいいよ」って言うだけでたかが93日の制度を設けて介護離職者ゼロを目指す!なんて、これ言い出した人はどんだけ現実をわかってないんだろう?って思ったわ┐(-。―;)┌


議員さんなんてお金持ちだから施設に入れちゃえばそれで「介護した」って思ってるのかもしれないけど、簡単に施設に入れたりヘルパーさん雇ったりできない人の方が多いんだよね。経済的にさ。
だから家で看なきゃいけなくなって、あまり休めないから仕事を辞めざるを得なくなるわけよ。
いくら兄弟や親戚がいたって、仕事辞めたら「看れるでしょ?」的に近寄らなくなるし、いくら看る気がある親戚がいても遠方に住んでたりしたら一人で看なきゃいけないのが介護の現実。

外で働いてなくても、介護オンリーの生活ってホント大変なんだよ。
ほどよく施設を利用しても、ずっと入れっぱなしにして平気な人じゃない限り、精神的負担は大きいんだよね。


子育て支援もいいけどさ、国の医療費が足りないとか言って健康保険料を上げるぐらいなら、子供の医療費も1割ぐらい負担させたらどうか?と思う。高齢者は負担してるじゃん。
もっと言うとさ、子供は望んで自らの意思で産むわけでしょ?それに対して年を取って体が不自由になるってことは、望んで自らの意思でそうなる人っていないと思うんだよ。そういう人に医療費を負担させて、子供の医療費は無料ってのを見ても「年寄りは早く死ね!金を使って早く死ね!」ってのがこの国の政策なんだな…って思う。すごく思う。

93日休んだら解決する介護って、どんな介護なのか教えて欲しいわ。

介護認定基準を含め、介護に関しては全面的に見直して欲しいと思う今日この頃です。








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